新型コロナウイルスのおかげで、2020年は、何かと落ち着かない始まりを迎えてしまいました。
北海道の感染者も日に日に増加、道産子の私としてもついついネットニュースの最新情報を読んでは自ら不安を煽る・・という悪循環の毎日。
家から出られないなんてことになると、食いしん坊の私としてはそれこそ一大事!!
防災用にと買っておいたお水や食べ物の消費期限も切れていたので、先日アマゾンで防災用品&食品を少し購入しました。
その際に、アメリカの某有名チョコレートメーカーで出している商品を購入。
カラフルな着色料たっぷりのチョコレートがメジャーなブランドなので、普段は食べることもないのですが、「ピーナッツ」と書かれている商品だったので、「ピーナッツだけ入っているのかな、こんな商品も出しているのね♪」と、深く考えずに購入したところ・・
ピーナッツ入りのカラフルチョコが到着・・・・・そりゃそうだよねと反省しました〜。
赤、緑、青、黄色、オレンジ・・・・・と、さすがアメリカ、日本ではほぼお目にかかれない、それはそれは鮮やかな原色のチョコレートです。
怖いものみたさで食べましたが、一口目、舌にピリピリ感を感じたのはびっくりでした!
でも、少し食べ進めるとそのピリピリ感も麻痺していくんですよね。
そして、なんとも言えない人口的な匂いも!!
普段食べることが多いカカオ70%以上のチョコレートと比べると、もはやチョコレートとは別物な感じでした・・。
が、一口食べ始めたら最後、結局小袋を間食してしまいました。
砂糖が持つ強い依存性のせいなのか、私のいやしさなのか・・・恐ろしいです。
また、アメリカの食品医薬品局(FDA)は、「ADHDなどの障害を持つ一部の子どもが合成着色料を含む添加物などを摂取することで、症状が悪化することがある」と認めているそうですね。こちらはもっと恐ろしいですね。
さて、今回は、そんな体にも心にも良くない影響を与える食品について、警告ラベルを貼ったり、その他、様々な法規制をしている南米チリでの取り組みをご紹介です。
南米チリでの取り組みとは?
南米というと、美女の多い国というイメージがあるのですが、と同時に太った人も多いイメージもあります。(私の勝手なイメージです・・)
私も何度かメキシコに行ったことがありますが、とにかく肉をたくさん食べるし、ジャガイモやとうもろこし、そして乳製品なども好んで食べる人が多いのかなという印象です。
和食と比べると、油分もカロリーも多いというのは見ただけでもわかる感じです。
そんな食文化の背景からか、やはりチリでも肥満やその他の健康上の問題を抱える人が多いようで、チリ政府は2016年に、これ以上、肥満を増やさないための取り組みを実施。
国の人口の4分の3が過体重または肥満であると推定され、また、子どもの肥満率を見ると6歳児の過体重または肥満の割合が5割と、世界トップというのが当時の現状だったようです。
国民の健康を守るチリの保健省にとってみれば、この状態は危機的ですよね。
そこで法律として定めたのが次の条項です。
ケロッグは、シリアルボックスから漫画のキャラクターを削除する
おもちゃを使って若年層を誘惑するキャンディの販売を禁止する
学校でのアイスクリームやキャンディーなどのジャンクフードの販売を禁止する
若年層を対象としたテレビ番組中のこうした食品の広告を禁止し、最終的には午前6時から午後10時までの広告を全面的に禁止する
ソーダのような砂糖を含む飲料に18%の税を適用する
砂糖、飽和脂肪、塩、カロリーが多いすべての食品に、危険性を示す黒ラベル(一時停止標識の形をした黒いロゴ)を表示する
「健康」だったはずの食品にも黒い警告ラベルが…
法律が制定され、食品会社カラフルな漫画を削除し、警告ラベルを製品の前面と中央に配置します。
以前は、「健康」、「天然」、または「ビタミンとミネラルで強化された」とラベル付けされていた食品でさえも警告ラベルが付けられるという事態に、多くの消費者は驚いたことでしょう。
(上の写真は「高飽和脂肪酸」「高ナトリウム」の警告ラベルがついた食品)
この警告ラベルによってどの食品会社が、食品のラベルを読まない消費者に対して、「健康」、「低脂肪」、「全粒」などの目を引くマーケティング言語を使って不健康な製品を販売していたかが明らかになりました。
警告ラベルで消費者の注意喚起が向上
警告ラベルが貼られて以降、消費者は選ぶ食品に注意を払い始めました。
製品に警告ラベルが付いているかどうか、さらに重要なことはないかどうかを調べる人が増えるのですが、確かに、かなり大きな黒ラベルなので自然と目に入ってきますよね。
同時に、企業側としては、こんなラベルを貼られては売上にも影響してしまうので、砂糖、ナトリウム、飽和脂肪を減らすなど、警告ラベルが貼られなくて済むように製品レシピの調整を始めます。
学校や地域の人々は、不健康な食品から果物やナッツなどのより健康的な選択肢を選ぶようになりました。
また、以前は、自分が好きな漫画が描かれた甘いシリアルが大好きだった子供たちにも変化が現れます。
というのも、警告ラベル付きの製品を学校に持っていけば、クラスメートと先生に注意されるので、親に健康的な食品でランチを作ってくれるようにお願いするのだそうです。
子供が若い頃から、自分の体に何を入れるか、何を食べるかによって、健康に影響を与えることを理解することはとても大切です。
子どもたちが知識を得て、一人一人が自主的そして継続的に、より健康的な選択ができることで新しい食習慣が生まれ、子どもの肥満率低下にも効果を期待できるようになるからです。
警告ラベル導入4年後 砂糖入り飲料の消費に変化
チリが厳しい法律を制定して以降、その法律が実際に機能するのかどうかという点については懐疑的な見方がありました。
ソーダ税をすでに導入している世界の都市の現状を考えると、あまり大きなインパクトを人々の健康に与えるという確証もありませんでした。
チリの法律は、ソーダなどの砂糖を含む飲料だけに焦点を当てたものではありませんが、2020年2月にPLOS Medicineで発表された研究で、研究者はこれらの法律の制定以降、砂糖入りのフルーツドリンクとソーダの消費量が約25%減少したことを発表しました。
調査の主著者であるリンジー・スミス・タイリーは、これらの研究について次のように述べています。
「生産者、消費者が相互に良い影響を与え合う、とても有益な兆候です。これは、肥満、高血圧、糖尿病などの予防可能な生活習慣病に対して、世界が求める解決方法になり得ます」
日本では「ソーダ税」は導入されていないですよね。
なんでも世界に比べて肥満人口が少ないからとか・・
それでも、安心して飲める、食べられる食品をどんどん増やして欲しいところですし、チリの警告ラベルのような思い切った取り組みが、日本でもされるといいなぁと思います。
政府主導で法律として定めることで、企業も安くて危険な原材料を使わずに製品を作る方法を考えてくれますし、
細かい文字で書かれた原材料ラベルだけでは健康への影響も今ひとつわかりづらいので、チリのように大きなラベルでペタッと表示してくれれば、小さな子供も気付きますよね。
とはいえ、今の現状がすぐに変わる訳ではないので、私たち一人一人が、どのようにより健康的な食品を選んでいくのか、そしてそれをどうやって継続していくのかが最も大切な課題となります。
毎日の生活の積み重ねで一人一人の健康レベルが決まります。
そしてこの生活習慣は、子供の頃の環境も大きく影響していますので、それが実際に私たちの健康に最適なものなのかどうなのか、一度見直してみることもオススメです。
親がそうしていたから
TVで良い食品だと言っていたから
みんなが食べているから
ずっと食べているものだから
などなど、案外身の回りの環境や身近な人たちの影響によって食べるものを選択してしまっていることもあります。
ですが、これが当たり前、これが普通と思って習慣化されていることが、案外間違っていた、もしくは返って健康を害していたなんていうのは良くある話です。
(例えば私がメイクやスキンケアをしないのも、スキンケア用品を使った毎日のケアを長く続けたために肌がボロボロになったから・・)
健康を考えるなら、フォーカスするのはあくまでも「自分自身」
親、兄弟、子供と言えども一人一人、私たちは異なる個体性を持っています。
今回の新型コロナウイルスのように、新しいウイルスが定期的に問題になるような今の時代だからこそ、ウイルスが蔓延してから健康に気をつけるのではなく、日頃から自分の体を大切にして、心の元気と体の免疫力を上げておく事が大切なのではないでしょうか。
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