健康的な食事への執着や、クリーンな食べ物への強迫感を感じる人は・・

更新日:2021年3月17日


今日は、私が卒業したNYの統合栄養学校Institute for Integrative Nutritionの卒業生Alexa Paolellaが書いたコラムをご紹介したいと思います。


彼女はアメリカ在住、コラムの内容もアメリカの現状を伝えているのですが、読み進めていくと、日本でも同様に起こっているというのがわかりますし、私の周りにもちらほら見受けられます。


というか、私もこの傾向があるので人ごとではないなという感じです。

orthorexia

トピックは「オルトレキシア」



不健康だと考える食品を避けることで生じる極端もしくは過度な先入観によって引き起こされる摂食障害や精神障害として提唱されています(Wikipediaより引用)



  • 食品の原材料ラベルは必ずチェックする

  • ジャンクフードを食べると罪悪感を感じる

  • ある一定の食品群は食べない



こんなことに思い当たるフシがあるなら、是非このまま読み進めてくださいね!




ウェルネス産業の台頭

wellness

健康とウェルネス分野の産業は活況を呈しています。

この分野は、2015年から2017年の間に12%成長し、赤外線スパ、ケトダイエット、CBD、ウェルネスリトリート、仮想フィットネスアプリなどがトレンドになっているおかげで、減速する兆候は全く見られません。

実際、グローバルウェルネスインスティテュートによれば、ウェルネス産業は現在、4.2兆ドルを超える価値があり、世界経済で最大の産業の1つになっています。


多くの若者や大人がセルフケアに時間とエネルギーを費やしているということは、嬉しいニュースです。

食事と運動の両方が、糖尿病や心臓病などの肥満に関連するリスクを下げるのに役立チマすし、また、健康的なライフスタイルは、自分だけではなく、愛する人や子供たち、ひいては地球にとっても良いことです。

ネット社会がもたらすアクセシビリティによって、多様な方法や場所で健康に関するアドバイスを得ることができますし、グルテンフリー、乳製品フリー、ビーガン、オーガニックといった今までだと特別な食料品店でしか扱っていなかった食材も、手に入れやすくなっているのではないでしょうか。


しかし、ウェルネス業界の急速な成長にはマイナス面があります。

特に、SNSなどの主流メディアによって強調される「理想」に関しては、気をつけなければいけません。

「きれいな食事」やフィットネス養生法のようなものが有名人やインフルエンサーによって強く支持されるようになると、多くの人が注意を向けるようになります。

平均的な若者は、1日7時間以上画面を見て過ごしていることもあり、健康的なライフスタイルをより魅力的にした写真や広告が溢れています。


私たちにとって「良い」ことばかりに焦点を合わせることで、新しい形の乱れた摂食障害〜オルトレキシア〜-が出現しました。



オルトレキシアって何?

eat clean

National Eating Disorders Associationによると、オルトレキシアは、「健康的な」食事に執着することを特徴とする食事の仕方の一つです。

食べる量に焦点を当てているほとんどの摂食障害とは異なり、オルトレキシアは食べ物の質に執着しています。

多くの場合、安心安全で「きれいな」ものを食べたいという欲求から始まりますが、その後、よりその欲求は強まってストイックに食事を管理するようになります。

オルトレキシアの人は食べるものに非常に執着しているため、例えば友人たちからの外食の誘いを断ったりなど、食生活が乱れるような社交から遠ざかるようになることも・・・。


オルトレキシアの兆候は以下のとおりです。


  • 食品ラベルまたは成分リストのチェックを欠かさない