ヘルスコーチ 資格は役に立たない?取得してもムダ??

更新日:2021年3月17日



今日は、私が卒業したNYにある統合栄養学校 Institute for Integrative Nutritionの卒業生Samvida Patelのコラムをご紹介します。



「ヘルスコーチ 」という資格は、日本ではまだまだ聴き慣れないですが、世界を見渡してみるとヘルスコーチ に関する「都市伝説」が囁かれている状況だそうです。



新しい流れ、新しい概念、新しい製品って、その良さや必要性、大切さ、便利さがわかるのに時間がかかります。



例えば、よく言われるのが携帯電話。


1980年代にで始めた頃は、今では考えられないビックサイズ!

重さにすると3キロ近くあったそうです。


もちろん値段も高いし、誰が使うの?使う人いるの?って感じだったのではないでしょうか。


友人がちらほら使い出すようになってしばらく経っても、「私は必要ない」と思っていた派です。

だって、電話は家に帰ってするものなんだから、わざわざいらないでしょとなりますよね。



それが今では必需品になっていますし、携帯電話を持っていない人を探す方が難しくなっています。


実際に総務省の統計をみても、発売当初の平成元年は、日本国内普及率はわずか0.3%だったのが、年々、着々と増加して平成25年度に101.7%、その後も数値は増加しているので、1人で2個持ち、3個持ちという人もいるようですね。



携帯電話だけでなく、電子マネーや学校のカリキュラムなど、多くの分野で目まぐるしい変化が起こっています。


そして「健康志向」に関しても、確実に昔よりも意識する人たちや企業が多くなっているのではないでしょうか。


私個人としては、そんな世の中の波に乗って、「ヘルスコーチ 」がもっと身近で必要な人が気軽にサポートを受けられる、そんな職業として普及されるといいなと感じています。



では、その「ヘルスコーチ 」に関する世界で囁かれると言われる都市伝説について、Samvida Patelのコラムを読んでみましょう!




ヘルスコーチ に関する都市伝説


カイロプラクティックという分野が1895年に公式に設立されてから、世の中に受け入れられて広まるまでに、多くの批判を受けました。

ヘルスコーチ についても批判は同様でしたが、幸いなことにその議論は短かい期間で済みました。

現在、世界のウェルネス経済は4.2兆ドル以上の価値があり、米国のヘルスコーチング市場だけでもその市場価値の60億ドルを占めています。

個人も企業も、健康に対して積極的で持続可能な変化を生み出すために、ヘルスコーチをますます求めています。


ヘルスコーチングに対してアンチな意見や批判がなくなったわけではないのですが、これまでに聞いたいくつかの一般的な都市伝説をご紹介することで、疑問や疑いを払拭できればと思います。


 

その1:ヘルスコーチングは、私の住む地域で認識されていない



1992年に、最初にこのヘルスコーチ という新しいフィールドをスタートさせた時、多くの人はヘルスコーチとして成功できるかどうか、疑問を抱いていました。

当時、慢性疾患が急増し、投薬での早い完治を望む患者が多かったため、健康問題を長期的な視点から解決していく特性を持つヘルスコーチ のニーズは悪化してしまいました。


IINのヘルスコーチトレーニングプログラムは、栄養、ライフスタイル、コーチングを含む包括的なカリキュラム、そして、それに関連するビジネストレーニングとマーケティングトレーニングを含むように設計されました。

ヘルスコーチとしてのあなたの役割について話す方法や、コミュニティ内の他の医療専門家とのパートナーシップを促進すること、クライアントとのセッションをリモートで行い、世界中のどこにいてもクライアントと繋がれるようにします。


IINは設立以来、世界150か国以上で100,000人以上の卒業生を輩出してきました。

ヘルスコーチングのフィールドとしては、2006年から2017年にかけて毎年8%成長し、労働統計局は2016年から2026年の間にアメリカ国内での雇用が16%増加すると予測されていて、この分野が国内に留まらず世界で広範囲に成長し、牽引力を持っていくだろうと再確認しました。



その2:ヘルスコーチングは「科学的」に根拠が不十分




「全体」「ホリスティック」という用語は「非科学的」と誤解されることがよくありますが、2つの用語は相互に排他的という訳ではありません。

全体的、ホリスティックなアプローチをとることは、人の生活のあらゆる側面から健康に取り組むことを意味します。食べる食べ物だけでなく、行う運動、人間関係の質、ストレス、ワークライフバランス、メンタルヘルスなど人生全体が関わってくるのです。


実際、私たちは様々な側面から、そして時には全く正反対の情報を意図的に用いながらコーチングを行います。

その人その人に合ったライフスタイルや栄養の摂り方について、様々な方法を試したり体の声を聞きながら選択し整えていくことは、健康をサポートすることにつながります。


たとえば、植物ベースの食事は心臓の健康をサポートするのに優れていますが、魚を含む地中海式の食事にも多くの健康上の利点があることが繰り返し示されています。

二つの説がありますが、あなたはどちらを選択したらいいのでしょうか?


栄養学は非常に科学的な学問ですが、特定の研究に参加している被験者の個人差を説明することはできません。

食事療法のアプローチが矛盾する理由は、全ての人の身体状態は違っているということを考慮せずに、個人がさまざまな食品にどのように反応したか、その利点(および欠点)を共有しているためです。


生物の個体性(全ての人の身体状態は違っていること)という考えは、IINのカリキュラムの前提となります。

すべての人の健康に効果的だというような完璧な食事はなく、ある人に役立つものは別の人には役立たないという考えを用います。


 

その3:栄養士がいるから、ヘルスコーチは必要ない⁈



栄養士とヘルスコーチ 。

これらの職業は密接に関連しているように見えるかもしれませんが、実際に仕事として行う範囲はかなり異なっていて、それぞれが独自の目的を果たしています。


栄養士やダイエティシャンは、国が定める食事のガイドラインに従って、患者の健康を改善するために高度な食事指導を提供しています。

ヘルスコーチは栄養に関しても対処していきますが、処方も治療もせず、その代わりに、クライアントと会話を重ねながら、どの食品や栄養素が体に役立つかを直感的に理解し、今後の健康をサポートする生活習慣を新たに作っていくことでクライアントをサポートします。


さらに、ヘルスコーチ は、クライアントが人生の目標にフォーカスすることを支援し、食事以外のライフスタイルを変えていくことについてもガイド役を果たします。

IINでは、この食事以外から摂れる栄養素をプライマリフードと呼びます。

プライマリーフード には、キャリア、人間関係、セルフケア、運動、スピリチュアリティの向上などのライフスタイル領域が含まれ、これらすべてが私たちの健康と幸せに大きな影響を与えています。


患者は複数の医療専門家とうまく連携することで、必要な医療と栄養のケアについての指導を受けることができます。

また、ヘルスコーチのサポートを受けることで、健康上のニーズとより調和したライフスタイルを構築でき、長期にわたるウェルネスゴールに取り組むことができます。


 

その4:「学位」の取得は「証明書」よりも重要である



最近まで、私たちは両親、教師、社会から、就職する前には大学に行って学位を取得する必要があると聞いていました。

しかし、必ずしもそうとは限りません。


資格などの証明書を取得する学習プログラムを選ぶ人は増加傾向にあり、また正当な理由から選択しているようです。

フォーブスは、証明書を取得する学習プログラムについて、「新しい分野、または成長している専門分野でスキルを構築する」ための有益な方法と説明し、「全体的な市場性を高める」としています。


IINの認定資格は、まさにあなたの目標達成に役立ちます。

生涯にわたって、健康、そして幸福感を向上させるために必要なコーチングスキルと、実践的なコーチングを卒業前に経験する機会が提供されています。


もちろん、教育を続けて学位を取得したい場合は、IINのヘルスコーチトレーニングプログラムを修了すると、最大40単位の大学単位が認められ、学士号、修士号、博士号にも適用できます。



その5:コーチとして起業するのは時間がかかりすぎる